ブレーメンのクラウディオ・ピサーロ【写真:Getty Images】
ドイツ1部のブレーメンに所属する40歳の元ペルー代表FWクラウディオ・ピサーロは、クラブとの契約を1年間延長し、来季もブレーメンでプレーすることになった。クラブ公式サイトで18日に発表されている。
「クラウディオはここに残るということで我々と合意に達した。近日中に適切な契約へのサインを行う」とブレーメンのフランク・バウマンCEOはコメント。「今季と同じく、引き続き特別な役割を果たしてくれるだろう」と期待の言葉を述べている。
ピサーロは1999年にペルーから欧州へ渡りブレーメンに加入。バイエルン・ミュンヘンやチェルシー、ケルンでもプレーしつつブレーメンへの復帰を繰り返し、昨年夏には4度目となるブレーメン加入を決めた。
今年2月のヘルタ・ベルリン戦では40歳136日でのゴールを挙げ、ブンデスリーガの歴史上最年長の得点者となった。現地時間18日に行われた最終節のRBライプツィヒ戦でも今季5点目を決め、記録を40歳227日まで伸ばしている。
またブンデスリーガ公式サイトなどによれば、ピサーロはライプツィヒ戦に出場したことでブレーメンの最年長出場記録を更新。リーグ全体でも4位の記録となった。歴代1位の記録は1988年に43歳6ヶ月3日で出場したクラウス・フィヒテル氏が保持している。
ライプツィヒ戦での得点を含め、ピサーロはブンデスリーガで通算197得点。バイエルン・ミュンヘンのロベルト・レバンドフスキに次ぐ外国人選手歴代2位となっている。契約を延長したことで、来季は外国人選手史上2人目の200ゴール達成も狙うことができそうだ。
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