レスター・シティの岡崎慎司【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグのレスター・シティは、今季限りで同クラブを退団するFW岡崎慎司が4年間の在籍中に記録した得点の中から特に印象的な6ゴールを選出し、クラブ公式サイトで紹介している。
岡崎はドイツのマインツから2015年夏にレスターに加入。1年目にはサッカー界の歴史に残る偉業となったレスターのプレミアリーグ初優勝に貢献した。4年間で公式戦136試合に出場し、19ゴールを記録している。
その中でも特に記憶に残るゴールとして、まずクラブが挙げているのはレスターでの初ゴール。プレミアリーグデビューから2試合目となったアウェイでのウェスト・ハム戦で、右足ボレーから一旦はGKに弾かれたボールを頭で押し込んだ先制点だった。
続いて2016年3月のニューカッスル戦で決めた衝撃的なオーバーヘッドキックでの決勝点。それまでリーグ戦のアウェイゲームで4点を決めていた岡崎だが、本拠地での初ゴールとなった。「優勝したシーズンの象徴的なゴールと言えば、この1点は必ず話題に上る」とクラブは述べ、シーズンの佳境に入った時期に貴重な勝利をもたらしたゴールの意義を強調している。
プレミアリーグ優勝を成し遂げたレスターは翌年のチャンピオンズリーグ(CL)に出場。グループステージ第5節のクラブ・ブルージュ戦では岡崎は自身のCL初ゴールを記録し、勝利を収めたレスターは決勝トーナメント進出を決めた。
2017年のマンチェスター・シティ戦で決めた鮮やかなボレーは、チームの結果には繋がらなかったが、「彼のベストゴールのひとつ」と技術的に高評価。カラバオ・カップのリバプール戦で決めたゴールは「岡崎らしい」と評されている。
最後の1点は2017年12月、サウサンプトン戦で2得点を挙げた試合での2点目。吉田麻也も1ゴールを挙げ、両チームの日本人選手がゴールを挙げた試合だった。この試合は「2017/18シーズンのレスターの最高のパフォーマンスのひとつ」であり、「その中心に岡崎がいた」とクラブは述べている。
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