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冨安健洋と鎌田大地、ベルギーでシーズン終え手応え。勝利で最終戦飾る

text by 編集部 photo by STVV

鎌田大地、冨安健洋
シント=トロイデンの鎌田大地と冨安健洋【写真:©STVV】

 ベルギー1部のシント=トロイデン(STVV)は、現地時間18日に行われたウェステルロー戦で今季の全日程を終了した。同クラブに所属する日本代表DF冨安健洋とFW鎌田大地がクラブ広報を通してコメントを述べ、今季の戦いを振り返っている。

 STVVはプレーオフ2最終節の試合でウェステルローと対戦。冨安と鎌田に加えて関根貴大、遠藤航の日本人選手4人が先発出場し、木下康介も交代で出場した試合は、ホームのSTVVが2-1の勝利を収めて今季最終戦を飾った。

「結果を求めていましたし、勝つことができて終わりよければすべて良しかなと感じます」と冨安はこの日の試合についてコメント。「今日は本職のCBが僕だけだったので、難しい部分はありましたけど、声を掛け合いながらしっかりやれたかなと思います」と勝利を喜んだ。

 今季は不動のCBとしてレギュラーポジションを確保し、アジアカップのためチームを離れた時期の3試合を除く全37試合にフル出場を果たした。「波もありましたけど、試合に出ることでしか分からないこともあり、この1年がなかったら代表にもなれていないと思うし、開幕から僕を信じて使ってくれた監督に感謝したいです」とマルク・ブリス監督への感謝の思いを述べている。

 一方、鎌田もチーム最多の今季15得点を挙げる活躍を見せてきたが、PO1進出とPO2首位を逃した最終成績には満足していないとコメント。「何も成し遂げられなかったので、自分が思っていたより難しいシーズンになったかなと思います」と今季を総括している。

 自身のパフォーマンスについては、シーズン序盤にゴールを重ねたことで「気持ち的に余裕ができたので周りも上手く使うことができていたし、プレッシャーもなくなったので、それが良い方向に進んだのかなと思います」と鎌田。無得点に終わったラスト5試合は「満足いくプレーはできてなかった」としつつ、「怪我もなくシーズンを通して試合に出続けてプレーできたのはプラスに捉えるべきかなと思います」とコメントしている。

【了】

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