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スペイン代表監督が“謎の不在”。副監督にチーム任せながらも退任は否定

text by 編集部 photo by Getty Images

ルイス・エンリケ
スペイン代表のルイス・エンリケ監督【写真:Getty Images】

 スペイン代表のルイス・エンリケ監督は、3月のマルタ戦に続いて、6月に行われるEURO2020予選の2試合でも指揮を執らないことが明らかにされた。スペイン紙『マルカ』などが伝えている。

 L・エンリケ監督は昨夏のロシアワールドカップ終了後からスペイン代表を率いている。だが3月26日に行われたEURO2020予選のマルタ戦直前に「個人的な理由」によりチームを離脱し、ロベルト・モレノ副監督が代役として試合で指揮を執った。

 現地時間17日には、6月7日のフェロー諸島戦と同10日のスウェーデン戦に向けた代表メンバーの発表が行われた。だが発表会見にL・エンリケ監督の姿はなく、モレノ副監督がまたも代役を務めた。

 会見では、今回の2試合でもL・エンリケ監督が指揮を執らないことが明らかにされた。その明確な理由は説明されず、「マルタ戦と同じ理由」だとされているのみだ。

 不可解な状況ではあるが、監督交代の可能性は明確に否定されている。スペインサッカー連盟(RFEF)のスポーツディレクターは会見でL・エンリケ監督の続投を強調し、「長い間一緒にやれることを期待している。我々は彼とスタッフを信頼している」とコメントしている。

【了】

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