チェルシーのルーベン・ロフタス=チーク【写真:Getty Images】
アキレス腱断裂で手術を受けたチェルシーのイングランド代表MFルーベン・ロフタス=チークは、最大1年間にも及ぶ戦線離脱の可能性もあるとみられている。英紙『デイリー・メール』が伝えた。
ロフタス=チークは現地時間15日にアメリカで行われたチャリティーマッチで負傷。クラブは17日に同選手の手術が無事に成功したことを発表している。
今月29日に行われるヨーロッパリーグ(EL)決勝のアーセナル戦や、イングランド代表が出場する6月のUEFAネーションズリーグ決勝大会を欠場することは確実。クラブは復帰時期について明確な見通しは示していないが、同選手が「できるだけ早くフルトレーニングを再開できるようにリハビリを行いながら夏を過ごす」と伝えている。
『デイリー・メール』はその離脱期間が最大で12ヶ月に及ぶ可能性もあるとの見通しも伝えている。4月に同様の怪我を負ったチェルシーのFWカラム・ハドソン=オドイは部分的断裂であり、来季プレシーズンに復帰が期待できるが、ロフタス=チークのアキレス腱は完全に断裂していたという。
「今の気持ちを表現するのは難しい。悲しいというより混乱している」とロフタス=チークはクラブを通してコメントし、「より強くなって負傷から復帰するのはこれまでにもやってきたこと。今回もまたそうする」と復帰を誓っている。
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