FC東京の久保建英【写真:Getty Images for DAZN】
明治安田生命J1リーグ第12節の試合が18日に各地で開催されている。14時キックオフの試合ではFC東京と北海道コンサドーレ札幌、横浜F・マリノスとヴィッセル神戸、ジュビロ磐田とベガルタ仙台がそれぞれ対戦した。
無敗で首位を走るFC東京は59分に先制。久保建英の右サイドからの仕掛けはストップされたが、札幌は奪ったボールをパスミスで失ってしまい、こぼれ球を拾った小川諒也がゴール左へ蹴り込んだ。
さらに69分、カウンターからディエゴ・オリヴェイラのパスを受けた久保がエリア内右サイドに持ち込み、左足でシュート。GKに弾かれながらもボールはネットに収まった。久保の2試合連続ゴールなどで2-0の勝利を収めたFC東京が今節も無敗での首位を守っている。
アンドレス・イニエスタがベンチ外となった神戸は、31分に横浜FMに先制を許す。カウンターから遠藤渓太のラストパスにマルコス・ジュニオールが合わせ、ダイレクトでの速いタイミングのシュートでGKの逆を突いた。
67分にも遠藤が左サイドから見事な突破を仕掛けて深い位置まで持ち込み、GKを引きつけて中央へクロス。交代出場の李忠成が至近距離から押し込んで2-0とした。
83分と90分には三好康児がさらに2ゴールを追加。アディショナルタイムにはウェリントンが1点を返したが4-1で終了し、神戸は延長Vゴール廃止以降のクラブワースト記録を更新するリーグ戦7連敗となった。
下位脱出を目指したい磐田と仙台の一戦は19分、中山仁斗からのパスで抜け出したアダイウトンがGKとの1対1を制して磐田が先制。34分には荒木大吾からのスルーパスをエリア左で受けた中山がJ1初ゴールを決めてリードを広げた。磐田はそのまま2-0で勝利を収めている。
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