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Jリーグ 6年前

J1、J2、J3今節の見どころは? “メッシ対決”は実現なるか。興味深い経歴のJ3リーガーも【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

藤枝MYFC対ザスパクサツ群馬

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藤枝の森島康仁(写真は磐田時代)【写真:Getty Images】

注目カード(明治安田生命J3リーグ)
藤枝MYFC対ザスパクサツ群馬 5月18日 13:00

注目選手
FW:森島康仁(藤枝)

 10クラブでスタートしたJリーグも27年目を迎え、現在は3つのカテゴリーで55クラブがしのぎを削っている。さらにJFLや地域リーグ、都道府県リーグと続く。将来的なJ参入を目指すクラブもあり、裾野は広がっていると言えるだろう。

 藤枝MYFCの森島康仁は、内田篤人や槙野智章らと同い年。「調子乗り世代」の一員として年代別日本代表として戦い、2008年にはA代表に選出されたこともある。

 セレッソ大阪でプロ生活をスタート。大分トリニータや川崎フロンターレ、ジュビロ磐田でもプレーした。そんな中、2017年に当時九州サッカーリーグのテゲバジャーロ宮崎に移籍。翌年には関東サッカーリーグの栃木ウーヴァFC(現栃木シティフットボールクラブ)へと渡った。J1選手だった森島はいずれのクラブでもゴールを量産。地域リーグで2シーズンを過ごすと、今季から藤枝に移籍し再びJリーガーとなった。

 そして今季、新天地でも得点源として稼動。ここまで藤枝は9得点を挙げているが、そのうち5得点は森島が記録したものだ。

 日本サッカーの裾野の広がりはすなわち、選手が様々な場所でキャリアを続けられる、ということでもある。競争力やレベルの差は存在し、サッカーと仕事を両立している選手もいるが、プレーし続けるという意味で選択肢は多い。他者とはやや異なるキャリアを歩んでいる森島がそのことを示しているのではないか。そして、デカモリシはまだ31歳。藤枝が“終着点”とは限らない。

【了】

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