FC東京対北海道コンサドーレ札幌
FC東京の久保建英と札幌のチャナティップ【写真:Getty Images】
注目カード(明治安田生命J1リーグ)
FC東京対北海道コンサドーレ札幌 5月18日 14:00
注目選手
MF:久保建英(FC東京)
MF:チャナティップ(札幌)
安定した戦いで首位を快走するFC東京。攻守に堅実で、相手の隙を的確に突ける。長谷川健太監督が率いるチームには、これといった“穴”が見当たらない。前節のジュビロ磐田戦は相手に粘られて終盤まで得点を奪えなかったが、84分に試合が動いた。ゴールを決めたのは久保建英だ。
セットプレーのこぼれ球に素早く反応。ボールの行方を察知し走り込むと、得意の左足でボレーを放った。難しいシュートだったが、狙い澄ましたかのようにゴール右隅に決めてみせた。
北海道コンサドーレ札幌は前節、松本山雅FCと対戦。一進一退の攻防の末、スコアレスドローに終わっている。タイ代表のチャナティップが負傷欠場したのが痛かったか。チャンティップはキレと技術を備えたプレーで相手にダメージを与えるなど、攻撃のキーマンとなっている。
このカードでは“メッシ対決”が実現する可能性がある。左利きでバルセロナの下部組織育ちということもあり、久保は和製メッシと呼ばれた。また、チャナティップはタイのメッシである。
2人ともメッシになぞらえるまでもなく特別な選手だ。彼らの競演が見られれば試合はさらに盛り上がるのではないか。
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