フランクフルトのルカ・ヨビッチ【写真:Getty Images】
レアル・マドリーへの移籍が決定的とされているフランクフルトに所属するFWルカ・ヨビッチだが移籍金を巡って交渉が続けられている模様だ。
16日付けの独メディア『スカイ』によると、マドリーはフランクフルトに対し6000万ユーロ(約75億円)の移籍金を支払う事で合意したと報じた。またヨビッチはマドリーで年俸1000万ユーロ(約12億5000万)の5年契約を結ぶ事も併せて伝えている。
一方、16日付けの独紙『ビルト』は少し違った報道をしている。マドリーとフランクフルトは移籍金を巡って合意には達していないというのだ。
同紙では、ヨビッチ移籍に際しマドリー側が5000万ユーロ(約62億5000万円)を支払う準備しているのに対しフランクフルトは6000万ユーロから7000万ユーロ(約87億5000万円)の移籍金を要求していると伝えている。そこでマドリーは5000万ユーロにFWマリアーノ・ディアスを加える形でヨビッチ獲得を目指していると報じている。
マリアーノは今夏レンタル先のリヨンからマドリーに復帰した25歳のアタッカーだ。しかしマドリーではレギュラーに定着できず今季はリーグ戦13試合で3得点の成績を残している。一方のヨビッチは今季公式戦27点を決めているフランクフルトのエースである。
なお、両メディアとも間もなくヨビッチのマドリー移籍は正式発表されると伝えている。果たしてマリアーノを含めた大型契約が成立する事になるのだろうか。
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