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韓国大学教授がJリーグに抗議文書送付。“旭日旗”の禁止徹底求める

text by 編集部 photo by Getty Images

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Jリーグ【写真:Getty Images for DAZN】

 韓国・誠信女子大学校(ソウル)のソ・ギョンドク教授は、日本のサッカーの応援において「旭日旗」の使用が続けられているとして、Jリーグに抗議文書を送付したと明らかにした。韓国『毎日経済新聞』などが16日付で伝えている。

 中国や韓国などで過去の日本の軍国主義の象徴とみなされる旭日旗が、サッカーの応援に用いられることはたびたび問題視される。2017年にはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の試合で川崎フロンターレの一部サポーターが旭日旗を掲げていたことが挑発的あるいは差別的行為にあたるとして、アジアサッカー連盟(AFC)からクラブに処分が下された。

 ソ・ギョンドク教授は今回、Jリーグの公式ツイッターアカウントにサポーターが旭日旗を用いて応援する姿が掲載されたとして問題視。サッカー場での旭日旗の使用禁止を徹底させることを求める抗議文書をオンラインおよびオフラインでJリーグに送付したとのことだ。

「今でもJリーグの観客席に旭日旗はしばしば見られる。Jリーグ側に、ツイッターの写真をすぐに取り下げ、そのクラブに厳しい罰則を下すよう要求した」「今でもファンが大きな旭日旗を振ることができているのを見れば、川崎だけではなく、Jリーグ自体も旭日旗の使用の重大さを認識していない」と同教授は主張している。

 ソ・ギョンドク教授は韓国で有名な反日活動家として知られ、世界中から旭日旗デザインをなくそうという運動を先導している。昨年のロシアワールドカップの際にも観客席に旭日旗が掲げられたとして国際サッカー連盟(FIFA)に日本への処分を求めたほか、映画『ボヘミアン・ラプソディ』の予告映像内で旭日旗柄のTシャツが用いられていたとして修正を求める抗議活動も行っていた。

【了】

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