アーセナルのアレクサンドル・ラカゼット【写真:Getty Images】
アーセナルのフランス代表FWアレクサンドル・ラカゼットのプロフィールがバルセロナの公式サイトに掲載されたとして、移籍が確実になったのではないかと騒がれたが、実際には単なる技術的ミスだったようだ。英メディア『BBC』などが伝えている。
2017年にリヨンからアーセナルに加入したラカゼットは、2年目の今季は公式戦19得点13アシストを記録し、チームのヨーロッパリーグ決勝進出などに貢献。バルサが獲得に関心を持っているとも噂され続けている。
そういった状況の中、バルサの公式ウェブサイトにラカゼットのプロフィールが掲載されているとしてSNS上のファンの間で大きな騒ぎとなった。現所属選手のプロフィールページのURLに手を加えることで、ラカゼットの名前や生年月日などのデータが表示されたようだ。
獲得が内定した選手のプロフィールページがすでに作成されたのではないか、という憶測が生じたのは当然だろう。だがその後、さらにURLを変更することで、かつてアーセナルでGKとしてプレーしたデイビッド・シーマン氏なども含めた多くの人物のデータが表示されることが明らかとなった。
おそらくは、データベースにはバルサが過去に対戦したチームの選手たちも含まれており、それが意図しない形で閲覧できる状態となっていた模様。少なくともこの一件自体は、ラカゼットのバルサ移籍を示唆するものではなかったようだ。
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