将来有望なポルトガル代表FW
ジョアン・フェリックスの今季成績(4月30日時点)やリーグ戦平均スタッツなど【写真:Getty Images】
4位:ジョアン・フェリックス(ポルトガル代表/ベンフィカ)
生年月日:1999年11月10日(19歳)
4月成績:リーグ戦4試合出場/3得点3アシスト、EL2試合出場/3得点1アシスト、国内カップ戦1試合出場/0得点0アシスト
レアル・マドリーやマンチェスター・シティ、ユベントスといった数多くのビッグクラブが熱視線を送っている男こそ、ジョアン・フェリックスだ。ドリブル、パス、シュートセンスのすべてが高く、スピードも兼ね備えている期待の19歳は、世界から今最も注目を浴びている若手選手といっても過言ではないだろう。次の移籍市場を大いに賑わす存在となるはずだ。
「クリスティアーノ・ロナウド2世」との呼び声も高い同選手は現在、ポルトガルの強豪・ベンフィカにおいて主力としてプレーしている。リーグ戦でもゴールやアシストを量産しているが、その実力を改めて世に証明することになったのがヨーロッパリーグ準々決勝1stレグ、対フランクフルト戦だ。この試合で先発出場を果たしたフェリックスは、ピッチ上で大いに躍動し、結果的にEL史上最年少でのハットトリックを達成。チームの4-2の勝利に大きく貢献した。ベンフィカはアウェイでの2ndレグで敗れたため、惜しくも大会を去ることになってしまったが、フェリックスの価値はELでの活躍でさらに上昇したことだろう。
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