インテルのマウロ・イカルディ【写真:Getty Images】
インテルのアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディは、退団を発表したFWアントワーヌ・グリーズマンの後釜として、アトレティコ・マドリーへ移籍する可能性が高まっているとみられている。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』や『コッリエレ・デッロ・スポルト』が伝えた。
昨季を含めて2度のセリエA得点王に輝くなど、インテルのエースストライカー・キャプテンとして活躍を続けてきたイカルディ。だが今季はクラブとの関係が悪化し、キャプテンを剥奪された上、2月から3月にかけて欠場が続いた時期もあった。
4月に入って復帰を果たしたが、復帰戦でPKを決めたあとは6試合無得点と低調。契約延長も合意に達しておらず、今季終了後には他クラブへ移籍する可能性が高くなったとみられていた。
イカルディ本人はユベントスへの移籍を希望しているとも言われている。だが14日には、アトレティコのエースであるグリーズマンが今季限りでの退団を表明したことで、イカルディの移籍先候補としてアトレティコが浮上してきたようだ。
アトレティコの新たなFW候補としては、他にユーベのパウロ・ディバラなどの名前も挙げられている。一方でインテルはイカルディを放出したとすれば、ローマのエディン・ゼコやマンチェスター・ユナイテッドのロメル・ルカク、同じくユナイテッドのアレクシス・サンチェスなどを補強する可能性があるとの見通しも伝えられている。
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