ホッフェンハイムのニコ・シュルツ【写真:Getty Images】
ボルシア・ドルトムントはホッフェンハイムからドイツ代表のDFニコ・シュルツを獲得する事が決定的になっているようだ。14日付けの独紙『ビルト』が報じている。
同紙は26歳のシュルツが移籍金2500万ユーロ(約31億2500万円)でドルトムントと2023年までの契約で既に合意した事を伝えている。また正式な発表は18日に行われるブンデスリーガ最終節の後になると予想している。
シュルツは2010年にヘルタ・ベルリンでプロ選手としてのキャリアをスタートさせ、ボルシア・メンヒェングラッドバッハに移籍後、2017年からはホッフェンハイムでプレーしている。現在は膝の怪我で戦線離脱しているが、今季は公式戦36試合に出場し2得点9アシストを記録している。
ドルトムントにとっては左サイドバックを主戦場とするシュルツの獲得は大きな補強となる。今季のドルトムントの左サイドバックはこれまでレギュラーだったマルセル・シュメルツァーがルシアン・ファブレ監督の構想に外れたこともあり、本職ではないアクラフ・ハキミやアブドゥ・ディアロといった選手が務めていた。
そんな懸案だった左サイドに昨年9月にはドイツ代表にも初選出されたシュルツが加わる事になればチーム力はアップすることになりそうだ。
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