アヤックスのエリク・テン・ハーグ監督【写真:Getty Images】
アヤックスのエリク・テン・ハーグ監督が自らの去就について口を開いた。
今季のアヤックスは若手主体のチームながらもチャンピオンズリーグ(CL)ではレアル・マドリーやユベントスを倒し準決勝まで勝ち上がり、国内カップ戦は優勝、オランダリーグも優勝をほぼ手中に収めている。
そんな躍進を遂げたチームを率いるテン・ハーグ監督にはバイエルン・ミュンヘンやバルセロナといったビッグクラブが注目をしている。そんな49歳の指揮官は現地時間14日に行われた会見で「バイエルンやバルセロナのようなクラブから興味を持ってもらえて嬉しい」と語るも「このクラブで充実している。もう来季の準備をしているから出ていく事は全く考えていない」と今夏での退団を否定した。
2013年から2015年まではバイエルンのセカンドチームを率いていたテン・ハーグ監督はユトレヒトを経て2017年12月からアヤックスの監督に就任している。「わくわくするようなサッカー」とバイエルンのカール=ハインツ・ルンメニゲCEOが表現するようにアヤックスの攻撃的なサッカーは注目を集めている。
来季は主力のフレンキー・デ・ヨングがバルセロナへ、主将のマタイス・デリフトも移籍が濃厚とされているなか、テン・ハーグ監督はどのようなチームを作ってくるか注目される。
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