マンチェスター・シティ【写真:Getty Images】
プレミアリーグ優勝を果たしたマンチェスター・シティのチャンピオンズリーグ(CL)出場権が剥奪されるかもしれない。13日に英紙『テレグラフ』など複数の海外メディアが報じている。
同紙によると、欧州サッカー連盟(UEFA)がシティの財務調査を行なっており、来週中にも結果が発表される見込みだという。シティはFFP(ファイナンシャル・フェアプレー)に違反している可能性が高く、CL出場権を剥奪される恐れもあるようだ。ただ、来季適用されるとは限らない。FFP違反を指摘されても、シティがCAS(スポーツ仲裁裁判所)に上訴すれば、判定が覆ることもありうる。
例えばミランは昨年7月、FFP違反によってヨーロッパリーグ(EL)出場権を剥奪された。しかし、CASに上訴し、UEFAの決定を覆す判決を下したことで、欧州大会への出場権剥奪は取り消されている。また、パリ・サンジェルマン(PSG)もFFPに引っかかる可能性があったが、UEFAの再調査は不当だとする訴えをCASが支持したことで、欧州大会出場を禁止されるなどの厳しい処分から逃れていた。
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