フローニンゲンの堂安律【写真:Getty Images】
オランダ1部のフローニンゲンに所属する日本代表MF堂安律は、現地時間12日に行われたエールディビジ第34節のフォルトゥナ・シッタート戦で見事なゴールを記録した。監督も堂安のゴールを称えている。
先発で出場した堂安は53分にチームの2点目のゴールを記録。敵陣右サイドでボールを持ちドリブルで持ち込むと、ミドルレンジからの強烈な左足ミドルでGKの頭上を抜いた。後半アディショナルタイムにもPKで1点を加えたフローニンゲンは3-0の快勝を収めた。
ダニー・バイス監督も堂安のスーパーゴールを絶賛した。「無失点に抑え、最終的には3点を奪うことができた。堂安の素晴らしいワールドクラスのゴールもあった」と試合後のコメントを地元メディア『RTVノールト』が伝えている。
オランダ『アルヘメーン・ダフブラット』は堂安をこの試合のマン・オブ・ザ・マッチに選出。「素晴らしいゴールで試合を彩り、フローニンゲンにヨーロッパリーグプレーオフ進出の希望を与えた」と評している。
また同紙などによれば、堂安の得点は今季エールディビジの通算1000点目となるメモリアルゴールでもあった。前節までに合計983ゴールが記録されており、全試合が同時開催された今節は堂安のゴールが17点目となった。
リーグの合計得点数が1000点を超えたのは1997/98シーズン(1002点)以来21年ぶりであり、今節終了時点での1024点という数字は1983/84シーズン(1079点)以来で最多。今季はあと1節を残しており、アヤックスのチャンピオンズリーグ準決勝進出により全試合が延期された第33節が15日に開催される。
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