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リバプール守護神が最多クリーンシート賞。欧州出身以外のGKの受賞は初

text by 編集部 photo by Getty Images

アリソン
リバプールのアリソン【写真:Getty Images】

 イングランド・プレミアリーグの最終節となる第38節の試合が現地時間12日に行われ、今季の全日程が終了した。また、最多の無失点試合(クリーンシート)を達成したGKに贈られるゴールデングローブ賞の受賞者は、リバプールのブラジル代表GKアリソンとなった。

 最終節を迎えた段階で、受賞を争っていたのはアリソンとマンチェスター・シティのGKエデルソンの2人のブラジル人守護神。ともに前節までに20回のクリーンシートを記録していた。

 両チームが今季の優勝も争う中、アウェイでブライトンと対戦したシティのエデルソンは27分に先制点を奪われたが、4-1の逆転勝利を収めたチームは優勝を決めた。一方アリソンがゴールを守るリバプールは、ホームでウォルバーハンプトンに2-0の完封勝利を収めた。

 アリソンは今季の全38試合にフル出場し、そのうち21試合を完封。年間22失点という数字は、2005/06シーズンを下回り、プレミアリーグ設立以後におけるリバプールの最少失点記録となった。プレミアリーグ以前を含めても、1978/79シーズンの16失点(42試合)以降の40年間で最も少ない失点数となる。

 リバプールのGKがゴールデングローブ賞を受賞するのは2007/08シーズンのペペ・レイナ以来11年ぶり。2004年に設立された同賞を欧州出身以外のGKが受賞するのは初となった。また、21回のクリーンシートは2004/05シーズンのペトル・チェフ(当時チェルシー)が記録した24回に次ぐ歴代2位タイの記録となる。

【了】

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