アントニオ・コンテ氏【写真:Getty Images】
チェルシーの前監督アントニオ・コンテ氏がイテンルの監督に就任する事になりそうだ。12日付けの伊メディア『スカイ・スポーツ』が報じている。
同メディアは、インテルとコンテ氏は既に2023年までの契約で合意していると伝えている。なお2021年まで契約を結んでいるルチアーノ・スパレッティ監督や彼のスタッフには合計3000万ユーロ(約37億5000万円)の違約金が支払われる模様だ。
49歳のコンテ氏はアタランタやシエナで経験を積み2011年にユベントスの監督に就任する。就任と同時に優勝を成し遂げるとリーグ3連覇を達成し2014年からはイタリア代表監督に招かれる。その後、チェルシーの指揮官となり2016/17シーズンには優勝も経験するが、2018年に成績不振の責任を取り解任された。
今季のインテルはリーグ戦35試合消化時点で勝ち点63としチャンピオンズリーグ(CL)圏内の4位に付けている。また現地時間13日に行われるキエーボ戦に勝利すると3位浮上の可能性もある。
インテルは2009/10シーズン以来リーグ優勝からは遠ざかっている。そんな名門復活に向け果たしてイタリア屈指の名将であるコンテ氏が来季からインテルの指揮を執る事になるのだろうか。
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