Jリーグ【写真:Getty Images for DAZN】
明治安田生命J1リーグ第11節の試合が12日に各地で開催されている。13時キックオフの試合では松本山雅FCと北海道コンサドーレ札幌、ベガルタ仙台とサンフレッチェ広島がそれぞれ対戦した。
2連敗中の松本は札幌に対して前半は優位に立ち、23分には今季初先発に起用された杉本太郎が決定的なシュートを放つなどのチャンスを生み出すも、GKク・ソンユンがファインセーブ。前半は両チームスコアレスで折り返す。
後半は札幌が立て続けにゴールを脅かす時間帯もあったが、松本GK守田達弥も好守を披露してゴールを許さず。0-0のドローでタイムアップを迎え、札幌はリーグ戦4連勝がストップした。
仙台対広島戦は前半2分、負傷から5試合ぶりに復帰して先発出場したドウグラス・ヴィエイラが広島にいきなりの先制点をもたらす。左サイドの柏好文からのクロスに合わせ、右足アウトサイドでの巧みなキックでゴール右に流し込んだ。
1点を追う仙台も粘り強く攻め続け、86分には追いつくことに成功。右サイドで縦パスを受けて抜け出した兵藤慎剛がマイナスのボールを折り返し、ハモン・ロペスが右足で合わせて力強く蹴り込んだ。
そのままドローに終わるかに思われたが、後半アディショナルタイムの93分に仙台が逆転。エリア内左側でボールを受けた松下佳貴がゴール右に値千金のシュートを蹴り込み、仙台が2-1で勝利を飾った。広島はリーグ戦5連勝のあと4連敗となった。
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