ジャンルイジ・ブッフォン【写真:Getty Images】
パリ・サンジェルマンのGKジャンルイジ・ブッフォンは、今季限りで現役を引退するかもしれない。トーマス・トゥヘル監督が示唆したと、フランス『Le10』などが伝えている。
現在41歳のブッフォンは昨年夏、長く過ごしたユベントスを退団してフランスで新しい挑戦を始めた。パリ・サンジェルマンと1年契約を交わしたブッフォンは、1年の契約延長オプションがあるものの、まだ行使されておらず、以前から現役引退の可能性がささやかれている。
ブッフォンは今季、リーグアンで15試合、チャンピオンズリーグで5試合、パリ・サンジェルマンのゴールを守った。それ以外の試合では、26歳のアルフォンス・アレオラがGKを務めている。
トゥヘル監督は「我々はGKをローテーションする最初のクラブだと思う。それはジジとアルフォンスという素晴らしい2人がいたから可能なことだった。しかし、これを続けることはできない。来季は変更する」と、GKローテーションの廃止を明言。「GKは特殊なポジションで、2、3試合ごとに変更できるものではない。誰が正GKなのかは決めていないが、2、3試合ごとにかわることがないのは確かだ」と述べた。
この発言により、ブッフォンは今季限りでパリ・サンジェルマンを退団するものとみられている。
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