オレ・グンナー・スールシャール【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド指揮官オレ・グンナー・スールシャールがUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝に進出したトッテナムに習い、今夏の補強を控えめにするつもりだという。英メディア『ミラー』などが現地時間の9日に報じた。
トッテナムは今季が始まる前の昨夏の移籍市場で補強はなし。続く今冬の移籍市場でも補強はなかった。2回の移籍市場で補強をしなかったトッテナムだが、CLではリバプールとの決勝に進出。さらに、残り1試合となったリーグ戦では勝ち点70の4位につけ、ユナイテッドより上の順位が確定している。
ユナイテッドは昨夏、シャフタールからMFフレッジ、ポルトからDFディオゴ・ダロらを獲得。ジョゼ・モウリーニョ前指揮官の時に獲得した選手だが、目立った活躍はできなかった。ユナイテッドの正式指揮官に就任したスールシャールにとって、今夏の補強で自身の戦術に合った欲しい選手を希望できるだろう。
だが、指揮官スールシャールはFWロメル・ルカクやMFポール・ポグバ級の大物を獲得するのではなく、20代前半の若手を安価で獲得し、育成していく意向であるという。
果たして、来季のCL出場権を逃したユナイテッドだが、指揮官スールシャールのこのプランは成功するのだろうか。
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