ミノ・ライオラ氏【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドのポール・ポグバなど、多くのスター選手の代理人を務めるミノ・ライオラ氏が、イタリアサッカー連盟から3ヶ月の活動停止処分を受けた。その原因は、サッスオーロに所属する20歳のイタリア人FWジャンルカ・スカマッカの移籍が関係しているかもしれない。8日に英紙『デイリー・メール』が報じている。
同紙によると、スカマッカが2015年にローマからPSVに移籍した際、何かしらのルール違反があった模様。なお、今回の活動停止処分はイタリア国内のクラブでのみ影響し、イングランドを含む他の国々での移籍には影響しないとの情報もある。
ただし、仏紙『レキップ』によると、今回の案件は欧州サッカー連盟(UEFA)や国際サッカー連盟(FIFA)に上訴される可能性があるとのこと。UEFAやFIFAが活動停止処分を支持した場合、イタリア以外の移籍にも影響することになる。
ライオラ氏はポグバ、マリオ・バロテッリ、マタイス・デ・リフト、ヘンリク・ムヒタリアン、マルコ・ヴェッラッティ、イルビング・ロサーノ、ズラタン・イブラヒモビッチ、ジャンルイジ・ドンナルンマなど数多くの選手の代理人を務めており、移籍市場で必ずと言っていいほど名前を聞くことがあるほどの“大物代理人”だ。果たして、移籍が噂される選手たちの去就はどうなるのだろうか。
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