リバプール【写真:Getty Images】
チャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグ、アヤックス対トッテナムが現地時間8日に行われた。試合はアウェイのトッテナムが3-2で勝利し、2戦合計3-3となるもアウェイゴール差でトッテナムが決勝進出を決めている。この結果、6月2日に行われるCL決勝は、トッテナムとリバプールによる“英国対決”となった。
前日、リバプールはCL史上稀に見るミラクルを巻き起こしている。1stレグで0-3の敗戦を喫していたが、2ndレグではジョルジニオ・ワイナルドゥムなどの活躍により4-0の勝利をおさめ、2戦合計4-3の大逆転で決勝進出を決めていた。
そして今回、今度はトッテナムが奇跡を起こしている。1stレグで0-1の敗戦を喫した後、2ndレグでも前半だけで0-2の展開に。しかし、後半にルーカス・モウラがハットトリックを達成し、2戦合計3-3となるもアウェイゴール差でトッテナムが決勝進出を決めている。
サッカーのデータ分析を手がける『Opta』によると、欧州大会の決勝戦で英国対決が実現するのが史上3回目だという。1972年のUEFAカップ決勝はトッテナム対ウルヴァーハンプトンに、2008年のCL決勝はマンチェスター・ユナイテッド対チェルシーの組み合わせとなっていた。
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