AFCチャンピオンズリーグ【写真:Getty Images】
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は8日までにグループリーグ各組の第5節が終了した。日本勢ではサンフレッチェ広島が決勝トーナメント進出を決める一方で、他の3チームの命運は最終節までもつれ込んでいる。
F組の広島は8日に中国の強豪広州恒大をホームに迎え、相手オウンゴールにより1-0で勝利。1試合を残してグループ首位通過を確定させた。
E組の鹿島は引き分け以上で突破を決められる状況だったが、マレーシア王者のジョホール・ダルル・タクジムに0-1で手痛い敗戦。グループ2位を守ったが、決勝トーナメントに進めるかどうかは最終節の結果次第となる。
鹿島の最終節は、首位通過を決めた山東魯能(中国)とのホームゲーム。引き分け以上であれば自力で2位が確定するが、鹿島が敗れた場合には慶南FC(韓国)対ジョホール戦の勝者が突破。慶南とジョホールが引き分けた場合は、鹿島は敗れても突破することができる。
G組の浦和レッズは2位に位置しており、最終節は勝ち点で並ぶ3位北京国安(中国)との直接対決。どちらかのチームが勝利すれば2位通過となる。0-0のドローなら勝ち点および直接対決の結果で並び、得失点差で上回る浦和が2位。1-1以上のドローなら、直接対決のアウェイゴール数で上回る北京が2位となる。
H組の川崎フロンターレは3位に位置し、自力では突破を決められない状況にある。アウェイでシドニーFC(オーストラリア)と対戦する最終節は勝利が必須。その上で、2位の上海上港(中国)が蔚山現代(韓国)に対してホームで引き分け以下に終わることを願わなければならない。
広島は首位通過を決めたが、その他の3チームは突破できたとしても2位通過。鹿島が突破した場合は広島と、浦和が突破した場合は蔚山と、川崎Fが突破した場合は全北現代(韓国)と対戦することになる。
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