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リバプール世紀の大逆転の隠れた英雄? 14歳ボールボーイが絶妙の“アシスト”

text by 編集部 photo by Getty Images

リバプール
バルセロナを大逆転で破ったリバプール【写真:Getty Images】

 チャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグのリバプール対バルセロナ戦で、リバプールの奇跡的な大逆転を助けたボールボーイが“真のヒーロー”として話題となっている。英紙『デイリー・メール』など複数メディアが伝えた。

 リバプールは現地時間7日に行われた試合でバルサをホームに迎えて対戦。アウェイでの1stレグに0-3で敗れており、逆転は絶望的と予想されていたが、ホームで4-0の勝利を収めて合計4-3で決勝進出を決めた。

 その“決勝点”となったリバプールの4点目は右CKから生まれた。79分、バルサ守備陣の陣形が整う前にDFトレント・アレクサンダー=アーノルドが素早くクロスを入れると、ゴール前でフリーとなっていたFWディボック・オリギが右足で合わせて蹴り込んだ。

 素早いCKが可能となったのは、ボールがゴールラインを割った時点で、ボールボーイがすぐに替えのボールをアレクサンダー=アーノルドに渡したおかげでもあった。ボールボーイがもたついていれば、決定的なゴールが生まれることもなかったかもしれない。

 リーズ出身の14歳少年であるというボールボーイに対しては、SNS上でリバプールサポーターから感謝や称賛のコメントが相次いでいるという。元リバプールのグラハム・スーネス氏も、少年に決勝のチケットと観戦旅行をプレゼントするべきだと英メディアにコメントしている。

【了】

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