13年コンフェデ杯、対ウルグアイ戦
ウルグアイ戦で顔面に手が当たったとしてピッチに倒れ込んだネイマール【写真:Getty Images】
2013年6月に行われたコンフェデレーションズカップ2013。開催国のブラジル代表は準決勝でウルグアイ代表と対戦。2-1で勝利し、決勝進出を決めている。
この試合ではお互いに要所要所で激しいデュエルを繰り広げており、ファウル数も両チーム合わせてかなりのものとなっていた。
もちろんこうした展開であればエースのネイマールも何度かファウルを受けるのは当たり前。試合終盤にはこんなシーンもあった。
ウルグアイの選手と激しいボール奪取を繰り広げたネイマールだったが、相手の手が顔面に当たってしまった。普通の選手であれば、顔を抑えその場で倒れ込むものだが、やはりこの男は何かが違う。顔面に手が当たった瞬間、なんとネイマールは顔を抑えながらジャンプするではないか。そして、その場で倒れ込んだのである。
試合後、このプレーに関する批判の声はあまり見受けられなかった。しかし、どう考えても顔面に手が当たってジャンプするのはおかしいだろう。これも明らかな過剰演技だと言わざるを得なかった。
文字で説明するのは難しいが、まるで大人気格闘ゲーム「ストリートファイター」シリーズに登場する必殺技「昇竜拳」を喰らったような反応だった。
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