ロシアW杯、対メキシコ戦
ミゲル・ラジュンに足を踏まれ、叫んではドタバタとのたうち回るネイマール【写真:Getty Images】
グループリーグを首位で突破したブラジル代表は決勝トーナメント1回戦でメキシコ代表と対戦し勝利。ベスト8進出を決めた。
ネイマールはこの試合で2得点に絡むなどエースとしての仕事をしっかり果たした結果になった。このパフォーマンスは大きく称賛されるだろう。と思っていたが、試合後の各メディアの反応は逆だった。なんと、またまた過剰な演技を痛烈に批判されたのである。
65分過ぎ、ネイマールは相手選手のタックルを受け、ピッチにうずくまってしまう。そして、ボールを奪おうとミゲル・ラジュンが背番号10に近づいた際に故意なのか定かではないが、メキシコ代表DFはネイマールの足を踏んでしまった。映像で確認しても明らかに足はネイマールに当たっている。
次の瞬間、ネイマールは顔をゆがめ、大絶叫。両手で足を抑え、大きく口を開けながら再びうずくまってしまった。ドタバタとのたうち回るネイマール。治療に時間を費やしたため、試合は約2分ほど停止することになった。
試合後には「いくらなんでも大げさすぎ」「そんなに痛くないだろう?」といったコメントがネット上で多く見受けられた。さらにメキシコ代表を率いるファン・カルロス・オソリオ監督は試合後、「あれはサッカー界の恥だ。一人の選手のために、我々は多くの時間を浪費した」と怒りを露にしていたという。
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