影山雅永【写真:舩木渉】
日本サッカー協会(JFA)は7日、今月23日から6月15日にかけてポーランドで開催されるFIFA U-20ワールドカップに臨むU-20日本代表メンバー21名を発表した。
今回発表されたメンバーにはセレッソ大阪特別指定選手で来季から同クラブに加入が内定しているFW西川潤や名古屋グランパスの18歳DF菅原由勢らが選出された。一方、昨年開催されたAFC U-19選手権インドネシア2018で主力として活躍したFC東京のFW久保建英や鹿島アントラーズMF安部裕葵は選外となった。
U-20日本代表の影山雅永監督は今回の選出メンバーに関して「私が責任を持って21人選びましたので、この選手たちが我々が日本代表としてポーランドに行って戦う、私と共に、そして選手と共にポーランドで戦う代表選手ですので、私はこの選手たちと最高の成績を、自分たちの持てるものをすべてを出せるように準備をしていきたいと思っています」と話した。
また、今回の代表メンバーのカラーについて聞かれた影山監督は「昨年の最終予選の際には困っちゃうくらい明るいチームで、いい部分も悪い部分も共存しているんです。昨年とは違って、プロ2年目になったり、U-18世代からプロになっている選手がほとんどですね。そういった中で彼らは非常に成長しています。というのは日本のサッカーの世界の中で、プロの身になって年上の選手たちからプロとは何かを教わり、そしてもう1つの彼らの特徴というのは、世界をあまり恐れていないということですね」と話し、世界の強豪相手にも物怖じしない世代であることを強調した。
日本の初戦はエクアドルと現地時間の23日、第2戦はメキシコと同26日、第3戦はイタリアと同29日に行われる。世界相手にも物怖じしない若い世代がどれだけの力を見せられるのか。
(取材:舩木渉、文・構成:編集部)
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