マルコ・ロイス【写真:Getty Images】
ブンデスリーガ第32節、ブレーメン対ドルトムントが現地時間4日に行われた。試合は2-2の引き分けに終わっている。この試合を出場停止のため欠場したドルトムント所属のマルコ・ロイスに処分が下る可能性があるようだ。6日に独紙『ルール・ナハリヒテン』が報じている。
ドルトムントで主将を務めるロイスは、第31節のシャルケ戦で1発退場したことからブレーメン戦を出場停止により欠場することになっていた。ベンチ外となっていたが、ロイスは選手たちが座るベンチのすぐ横に座っていた。同紙によると、これはルール違反に当たり、ドイツサッカー連盟(DFB)から罰金処分が下される予定だという。この件に関して、ドルトムントは規定違反を知っていてロイスを座らせていたようだ。
CEOを務めるドルトムントのハンス・ヨアヒム・ヴァツケ氏は「規定違反であることを我々は事前に認識していた。おそらくDFBから罰金処分を下されるだろう。我々はそれを受け入れるつもりだ。でも、大したことじゃない。我々はもっと、重要なことを優先したんだ」と語っている。
ドルトムントはバイエルン・ミュンヘンと優勝争いを繰り広げており、ブレーメン戦は重要な一戦だった。その試合において、ロイスの檄、ロイスのアドバイスはチームを鼓舞する上で重要だったという。罰金覚悟で、ロイスを選手ベンチ近くに座らせていたようだ。
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