ポルトのイケル・カシージャス【写真:Getty Images】
心臓発作で緊急入院をしていたポルトガル1部ポルトに所属する元スペイン代表のGKイケル・カシージャスが現地時間6日に病院を退院した。
カシージャスは1日の練習中に心臓発作を起こし突然倒れた。クラブ側はカシージャスは急性心筋梗塞のため病院に搬送されたが容態は安定していること、命には別状がない事を発表していた。
そして入院から5日後、夫人と手を繋ぎ病院から退院したカシージャスは「非常に幸運だった事に感謝しなければならない」と当時の状況を駆け付けた報道陣に語った。続けて「少しずつ身体は動かしているが今後、数週間から数ヶ月は安静にする」と話した。
レアル・マドリーで752試合に出場したカシージャスはチャンピオンズリーグ(CL)3度、リーガエスパニョーラも5度優勝を経験した。2015年からポルトでプレーし37歳となった今季も公式戦42試合に出場するなど第一線で活躍している。
そんなカシージャスだが「将来の事についてはまだ分からない。大事なことは今こうやってここに立っていられる事だ」と話し今後については白紙を強調した。
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