フランクフルトの長谷部誠【写真:Getty Images】
【レバークーゼン 6-1 フランクフルト ブンデスリーガ第32節】
ブンデスリーガ第32節、レバークーゼン対フランクフルトが現地時間5日に行われた。試合はアウェイのフランクフルトが1-6で敗れた。フランクフルトの長谷部誠はフル出場した。
勝てば来季チャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に大きく前進するフランクフルトだったがCL出場を争うライバルに思わぬ大敗を喫した。
2日に行われたヨーロッパリーグ(EL)準決勝1stレグから2日の休養で挑んだ一戦だったが、開始2分に得点を許すとその後も立て続けに失点し36分間で6得点を奪われる。14分に1点は返したがこの日は完膚なきまでに打ちのめされてしまった。ちなみに、前半だけで7ゴールが生まれたのはブンデスリーガ史上初の出来事だ。
試合後、長谷部は「今日のパフォーマンスは悪かった。戦う気持ちと1対1での強さが足りなかった」と完敗を認めた。この敗戦で4位までに与えられるCL出場権争いが混とんとしてきた。4位のフランクフルトから8位のホッフェンハイムまで勝ち点差がわずか「3」と残り2試合で5チームが最後の一つの席を争う事になった。
その状況について長谷部は「4位になれる可能性は自分たちの手の中にある。これからもっとハードワークしなければならない」と最後まで死守する事を誓った。
熾烈なCL出場権の他に9日にはEL準決勝2ndレグが待っている。負けられない試合が続くなかで長谷部を中心とするフランクフルトはどのような戦いをしてくれるのだろうか。
【了】