サガン鳥栖【写真:Getty Images for DAZN】
明治安田生命J1リーグ第10節の大分トリニータ対サガン鳥栖戦が4日に行われ、ホームの大分が2-0で勝利を収めた。鳥栖は今節も無得点に終わったことで、J1ワースト記録に並ぶ6試合連続無得点となった。
九州対決となった試合は後半にFWオナイウ阿道とMF小塚和季が奪ったゴールによりホームチームが勝利。鳥栖はFWフェルナンド・トーレスやFW金崎夢生が2試合ぶりに先発復帰し、MFイサック・クエンカやFW豊田陽平らも出場したが90分間ゴールを奪えなかった。
鳥栖は今季第4節のジュビロ磐田戦でクエンカが1ゴールを挙げたあと、第5節横浜F・マリノス戦のスコアレスドローに続いて無得点でのリーグ戦5連敗。6試合連続の無得点はJ1のワースト記録に並ぶものとなった。
過去には2007年の横浜FC(第25節から第30節)、2017年のヴァンフォーレ甲府(第14節から第19節)も6試合連続でゴールがなかった。11日の次節ガンバ大阪戦でもゴールを奪えなければ、鳥栖はワースト記録の更新となる。Jリーグ全体では、2009年にJ2のファジアーノ岡山が8試合連続で無得点に終わったことがあった。
磐田戦でのクエンカのゴールは、現時点で今季の鳥栖がリーグ戦で挙げた唯一の得点でもある。開幕から10試合で1点という得点数は前節に続いてJ1のワースト記録となった。
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