2010年(平成22年)
名古屋グランパスがJリーグ初制覇【写真:Getty Images】
J1からJ2へは柏レイソル、ジェフユナイテッド市原・千葉、大分トリニータの3クラブが降格。ベガルタ仙台やセレッソ大阪、湘南ベルマーレがJ2からJ1へ昇格した。またニューウェーブ北九州からクラブ名称を変更したギラヴァンツ北九州がJFLからJ2へ初参戦を果たした。
●J1参加クラブ
ベガルタ仙台
モンテディオ山形
鹿島アントラーズ
浦和レッドダイヤモンズ
大宮アルディージャ
FC東京
川崎フロンターレ
横浜F・マリノス
湘南ベルマーレ
アルビレックス新潟
清水エスパルス
ジュビロ磐田
名古屋グランパス
京都サンガF.C.
ガンバ大阪
セレッソ大阪
ヴィッセル神戸
サンフレッチェ広島
●J2参加クラブ
コンサドーレ札幌
水戸ホーリーホック
栃木SC
ザスパ草津
東京ヴェルディ
ジェフユナイテッド市原・千葉
横浜FC
ヴァンフォーレ甲府
カターレ富山
FC岐阜
ファジアーノ岡山
徳島ヴォルティス
愛媛FC
アビスパ福岡
ギラヴァンツ北九州
サガン鳥栖
ロアッソ熊本
大分トリニータ
J1のレギュレーションに大きな変更はなし。一方、19クラブ制になったJ2は前年までの3回総当たり制から2回総当たり制となり、各クラブがこなす試合数も51試合から36試合へと大幅に削減された。またJ2はベンチ入り選手数も5人から7人に増えた。
夏には南アフリカワールドカップが開催されたため、J1は約2ヶ月、J2は約1ヶ月の中断期間があった。「Jリーグイレブンミリオンプロジェクト」の目標であった年間1100万人動員の実現へ向けたプロモーションのため、シーズン開幕前にタレントの木下優樹菜が「Jリーグ特命PR部長」に就任。さらに4月から女優の足立梨花が「Jリーグ特命PR女子マネジャー」に任命された。7月には大東和美チェアマンが就任した。