ロドリゲス【写真:Getty Images】
令和最初となる明治安田生命Jリーグの試合が3日に各地で行われた。14時キックオフの試合では、浦和レッズとジュビロ磐田、サンフレッチェ広島と横浜F・マリノスがそれぞれ対戦した。
Jリーグでは3連勝と好調の5位浦和は平成最後のゴールを決めたFW興梠慎三が先発。FW武藤雄樹と2トップを組む。未だ1勝で17位に沈む磐田はDF大井健太郎がスタメン復帰となった。
4連勝を狙う浦和は再三磐田ゴールに迫るも、GKカミンスキーに阻まれ、中々チャンスを生かすことができない。磐田はボールを回す時間帯があるも、ゴール前に攻め入ることができない。
88分、右からのクロスにファーサイドに走りこんでいた興梠がスライディングで合わせようとするも、カミンスキーがセーブ。続く89分、浦和はカウンターから左サイドを抜け出した山中が中央でフリーの興梠へパス。これはギリギリのところでカミンスキーがキャッチ。またしても磐田守護神に阻まれた。
このまま試合終了かと思われたが、後半ATに得点が生まれる。相手陣内で青木のパスミスを見逃さなかったロドリゲスがドリブルで持ち込み、西川との1対1を制した。これで磐田が先制となった。
試合はこのまま終了し、1-0で磐田が勝利を収めた。これで磐田は今季2勝目となった。敗れた浦和は4連勝を逃した。
同時刻に行われたもう一つの試合では、横浜FMが3位広島に1-0で勝利を収めた。連敗中の広島は3連敗を避けたいところ。対する8位の横浜FMは公式戦連勝中。この良い流れを維持したい。
先制したのは横浜FMだった。34分、MF三好康児のパスに抜け出したMFマルコス・ジュニオールがペナルティエリア手前の左からFW仲川輝人にスルーパス。ペナルティエリアに侵入した仲川はドリブルでGKを交わすと、左足でシュート。ボールはカバーに入ったDF佐々木翔に当たったが、ゴールに吸い込まれた。これでJ1での令和初ゴールは仲川となった。
その後も両チームともにゴールを目指すも、ゴールを奪うことができず。結局、1-0で横浜FMが勝利を収めた。これで横浜FMは公式戦3連勝。一方、敗れた広島はリーグ3連敗となってしまった。
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