バルセロナのリオネル・メッシ【写真:Getty Images】
チャンピオンズリーグ(CL)1stレグのバルセロナ対リバプール戦が現地時間1日に行われ、ホームのバルサが3-0で勝利を飾った。2ゴールを挙げたFWリオネル・メッシは、今季のCL得点王に輝くことがほぼ確実な状況となった。
メッシは1点リードで迎えた75分、クロスバーに当たったルイス・スアレスのシュートを押し込んで追加点。82分にも直接FKからチームの3点目を奪い、バルサを決勝進出へ大きく前進させた。
今大会準々決勝までに10ゴールを挙げていたメッシは、これで12ゴールとなった。バイエルン・ミュンヘンのFWロベルト・レバンドフスキが8点で2位に続いているが、バイエルンはすでに敗退している。
チームが勝ち残っている中でメッシに次ぐ得点を挙げているのはアヤックスのMFドゥシャン・タディッチの6点。アヤックスが決勝まで進んだとしても、タディッチが残り2試合で6点以上を挙げない限りメッシの単独得点王はほぼ確実となる。
メッシがこのまま得点王に輝けば、ネイマールおよびクリスティアーノ・ロナウドと同点得点王だった2014/15シーズン以来4年ぶり6回目。単独得点王は2011/12シーズン以来7年ぶりとなる。
前回の単独得点王だった2011/12シーズンにはメッシは14ゴールを挙げており、CLにおける自己最多得点数となっている。今季はその更新も不可能ではないかもしれない。
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