ローマ【写真:Getty Images】
ローマが“世界で戦えるクラブ”に生まれ変わるかもしれない。パリ・サンジェルマン(PSG)のオーナーを務めるカタール・スポーツ・インベストメント(QSI)が、今度はローマの買収に動いているようだ。1日に伊メディア『フットボールイタリア』が報じている。
2011年5月にQSIがPSGを買収して実質的なオーナーになった後、多額の投資をしてリーグアンで敵なしのクラブに仕上げた。2017年8月にはサッカー史上最高額となる移籍金2億2200万ユーロ(約284億円)でバルセロナからネイマールを獲得し、モナコからはキリアン・エムバペをチームに加えている。QSIはカタールの政府が関与している投資会社であり、PSGがチャンピオンズリーグ(CL)常連チームとなる上で大きな後ろ盾となっていた。
しかし、巨額の投資を受けていながらCLで結果を残せていないことに、QSIが失望しているようだ。同メディアによると、QSIはPSGに対する投資を縮小し、ローマ買収を行う準備をしているという。ローマ買収が叶わない場合は、スポンサーとしてローマに投資する考えもあるとのこと。このような海外の報道に対し、ローマのジェームズ・パロッタ会長は「何もない」と否定しているが、果たして…。
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