シント=トロイデンの関根貴大【写真:Getty Images】
ベルギー1部のシント=トロイデン(STVV)に所属するMF関根貴大は、現地時間28日に行われた試合で欧州初ゴールを記録した。現時点で、プロレベルの主要リーグにおける日本人選手の“平成ラストゴール”となる。
STVVはベルギー1部のプレーオフ2第6節でベールスホット・ウェルレイクと対戦。関根は1-2のビハインドで迎えた後半アディショナルタイムに、鎌田大地とのワンツーから試合をドローに持ち込む貴重な同点ゴールを挙げた。
28日に行われた平成最終節のJリーグでは、改元前の最後のゴールをどの選手が挙げるかに注目が集まった。最終的にそのゴールを挙げたのは、浦和レッズのFW興梠慎三だった。
だが関根がゴールを決めたことで、STVVのDF遠藤航は「海外組の平成最ゴールは関根貴大ですね。笑」とツイート。関根自身も「慎三くんじゃなくて俺でしたね 笑」と返信している。遠藤と関根はともに浦和出身であり、興梠とは元チームメートだ。
しかし、海外組も含めた平成ラストゴールが関根になるとはまだ限らない。現地時間29日には、トルコ1部リーグ第30節のコンヤスポル対ガラタサライ戦が開催される。前節のカイセリスポル戦で移籍後初ゴールを挙げたガラタサライのDF長友佑都が2試合連続ゴールを決める可能性もあるかもしれない。
また、同じく29日にはオランダ・エールディビジ第32節のPECズヴォレ対フローニンゲン戦も開催。24日に開催された試合だが雷雨のため56分の時点で中止となっており、29日に残りの30分あまりが行われる。フローニンゲンのMF堂安律は24日の試合に出場しており、負傷などがない限り引き続き出場が見込まれる。DF板倉滉もベンチ入りしていた。
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