シント=トロイデンの関根貴大【写真:Getty Images】
【シント=トロイデン 2-2 ベールスホット・ウェルレイク ベルギー1部プレーオフ2第6節】
ベルギー1部リーグ・プレーオフ2第6節、シント=トロイデン対ベールスホット・ウェルレイクが現地時間28日に行われた。試合は2-2の引き分けに終わった。シント=トロイデンの鎌田大地は2アシスト、関根貴大は1ゴールを記録。遠藤航、冨安健洋もフル出場した。
シント=トロイデンが日本人選手の活躍でプレーオフ無敗を維持した。前半17分にカウンターから失点を喫したシント=トロイデンは後半63分にもFKから2点目を奪われる。しかしここから怒涛の反撃を見せる。
まずは66分、鎌田が中盤でボールを受けると前線のシラにスルーパス、ペナルティーボックスで相手DFを交わしたシラが左足でゴールを決め1点差に詰め寄る。勢いに乗るシント=トロイデンは、ペナルティーエリア内で打ったアサモアのシュートがハンドとVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)で判定されPKを獲得する。しかしキッカーとなった鎌田の蹴ったボールは枠に飛ばず同点のチャンスを逃してしまう。
それでも諦めないシント=トロイデンは91分、右サイドでボールを受けた関根が中央に切り込み鎌田とのワンツーから左足でシュート、これがゴール左下に決まり土壇場で同点に追いついた。
日本人選手の活躍もあり2点ビハインドから同点に追いついたシント=トロイデンは次節、森岡亮太の所属するシャルルロワと対戦する。
【得点者】
17分 0-1 ティスダリ(ウェルレイク)
63分 0-2 プリチネンコ(ウェルレイク)
66分 1-2 シラ(シント=トロイデン)
90分+1分 2-2 関根(シント=トロイデン)
【了】