ベストイレブン、個人賞
MVPと得点王を獲得した高原直泰【写真:Getty Images】
ベストイレブン
GK:曽ヶ端準(鹿島アントラーズ)
DF:鈴木秀人(ジュビロ磐田)
DF:田中誠(ジュビロ磐田)
DF:松田直樹(横浜F・マリノス)
MF:小笠原満男(鹿島アントラーズ)
MF:福西崇史(ジュビロ磐田)
MF:藤田俊哉(ジュビロ磐田)
MF:名波浩(ジュビロ磐田)
FW:エメルソン(浦和レッドダイヤモンズ)
FW:高原直泰(ジュビロ磐田)
FW:中山雅史(ジュビロ磐田)
完全優勝の磐田から最多の7人が選出。年間を通して強さを保ち、納得の結果だった。ちなみに磐田はこの年、リーグ戦全試合で得点を挙げている。そして、26ゴールで得点王となった高原は当時23歳。史上最年少での獲得だった。
個人賞
最優秀選手賞:高原直泰(ジュビロ磐田)
得点王:高原直泰(ジュビロ磐田)
新人王:坪井慶介(浦和レッドダイヤモンズ)
最優秀監督賞:鈴木政一(ジュビロ磐田)
優勝監督賞:鈴木政一(ジュビロ磐田)
優秀主審賞:岡田正義
優秀副審賞:手塚洋
フェアプレー個人賞:坪井慶介(浦和レッドダイヤモンズ)
功労選手賞:サントス
J1ベストピッチ賞:札幌ドーム
高原は得点王だけでなくMVPも受賞している。新人王を獲得したのは浦和レッズの坪井慶介。福岡大学から加入するとルーキーイヤーで主力の座を獲得している。スピードを生かした守備はクリーンで、フェアプレー個人賞も受賞。1979年生まれであり、彼もまた黄金世代の一人だ。
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