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中国代表監督にリッピ氏がまさかの復帰? カンナバーロ監督は2試合で降板か

text by 編集部 photo by Getty Images

マルチェロ・リッピ、ファビオ・カンナバーロ
マルチェロ・リッピ氏とファビオ・カンナバーロ監督【写真:Getty Images】

 中国スーパーリーグ(CSL)の広州恒大を率いるファビオ・カンナバーロ氏は中国代表監督の兼任を拒否し、マルチェロ・リッピ氏が代表監督に復帰する可能性が出てきたという。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が28日付で伝えている。

 2016年から中国代表を率いていたリッピ氏は、今年1月に行われたAFCアジアカップ2019を最後に退任。3月には、広州恒大を率いるカンナバーロ監督が兼任の形で後任監督に就任することが発表されていた。

 カンナバーロ監督はリッピ氏の率いたイタリア代表が2006年ワールドカップで優勝した際のキャプテン。広州恒大でも2014年に前任のリッピ氏から監督を引き継いでおり、継続路線を取りたい中国協会にとっては自然な人選だったとみられる。

 すでにカンナバーロ監督は3月に行われた2試合の国際親善試合で中国代表の指揮を執った。だが伊紙によれば、クラブとの兼任による負担の大きさから、今後の代表監督継続には難色を示しているという。

 リッピ氏は現在中国を訪れており、代表監督復帰に向けた交渉を行っていると『ガゼッタ』紙は伝えている。他にはU-21中国代表を率いるフース・ヒディンク監督や、アメリカ代表などの元監督であるユルゲン・クリンスマン氏も新監督候補として言及されている。

【了】

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