名古屋グランパス【写真:Getty Images for DAZN】
明治安田生命J1リーグ第9節の試合が28日に各地で開催されている。15時キックオフの試合ではジュビロ磐田と北海道コンサドーレ札幌、名古屋グランパスとサンフレッチェ広島がそれぞれ対戦した。
リーグ戦3連敗のあと2連勝、ルヴァン杯も含めて4連勝と復調している札幌は開始6分で先制。得点ランク首位を争うアンデルソン・ロペスがエリア内右サイドでボールを受け、切り返しから左足でのシュートをゴール左へ突き刺した。A・ロペスは今季7点目。
前半のうちにそのA・ロペスが負傷交代するアクシデントにも見舞われた札幌だが、前半アディショナルタイムには追加点を奪う。右CKから福森晃斗の上げたクロスに、ファーポストから飛び込んだ進藤亮佑が打点の高いヘディングを叩き込んだ。
83分にはアダイウトンが一旦はGKに止められたボールを押し込んで磐田が1点差に。だが追いつくには至らず、2-1の勝利を収めた札幌は3連勝、磐田は3連敗となった。
名古屋対広島戦は前半37分にホームの名古屋が先制点。右サイドに抜け出したジョーがクロスを入れ、両チームの選手たちが交錯する中、エリア内にこぼれたボールに走り込んだ前田直輝が押し込んだ。
広島は同点を狙って後半に猛攻を繰り出したが、GKランゲラックのスーパーセーブや、ポストを叩くシュートなどにより最後まで追いつけず。2連勝の名古屋が2位への浮上を果たした。
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