宮市亮【写真:Getty Images】
【ザンクト・パウリ 4-3 ヤーン・レーゲンスブルク ブンデスリーガ2部第31節】
ドイツ・ブンデスリーガ2部第31節、ザンクト・パウリ対ヤーン・レーゲンスブルが現地時間の27日に行われた。FW宮市亮が所属するホームのザンクト・パウリが4-2の勝利を収めた。
宮市は左サイドでスタメンとなり、18試合連続の出場を果たした。持ち味のスピードを生かし、4点目となる今季5ゴール目を決めるなど、勝利に貢献した。
ザンクト・パウリは先制点を奪われる。27分、左サイドのクロスがマルコに入り、マルコがキープ。これを右サイドに走ってきたガディウィが決め、ゴールを奪った。その後、ディアマンタコスのゴールで同点に追いついたザンクト・パウリだったが、40分にガディウィに再び決められ、勝ち越しを許した。
だが52分、ペナルティエリア手前の右寄りの位置でFKを奪うと、こぼれ球からカーステンスがクロスを供給。右からのクロスにフルムが合わせ、同点となった。さらに、ザンクト・パウリが逆転に成功する。72分、左サイド深い位置でFKを獲得すると、ノールが左足を振り抜き、ゴール右に決めた。
すると宮市に最大のチャンスが訪れる。83分、右サイドの速いクロスにファーサイドから走り込んできた宮市が合わせるが、ゴール右に外れてしまう。リードを2点に広げることができなかった。
だが、その3分後にゴールを奪う。スルーパスに抜け出した宮市が相手GKをかわし、ゴールに流し込んだ。持ち味のスピードを生かしゴールを奪った。後半終了間際にゴールを奪われるも、ザンクト・パウリが4-3で勝利を収めた。
勝利したザンクト・パウリは勝ち点を48に伸ばし、6位に浮上した。プレーオフ圏内の3位パダーボルンとは勝ち点3差となった。
【得点者】
27分 0-1 ガディウィ(ヤーン・レーゲンスブルク)
35分 1-1 ディアマンタコス(ザンクト・パウリ)
40分 1-2 ガディウィ(ヤーン・レーゲンスブルク)
52分 2-2 フルム(ザンクト・パウリ)
72分 3-2 ノール(ザンクト・パウリ)
86分 4-2 宮市亮(ザンクト・パウリ)
90+5分 4-3 アダムヤン(ヤーン・レーゲンスブルク)
【了】