モハメド・サラー、ナビ・ケイタ、サディオ・マネ【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグ第36節のリバプール対ハダースフィールド戦が現地時間26日に行われ、ホームのリバプールが5-0で勝利を収めた。この試合は、アフリカのサッカーにとっても大きな意味を持つ一戦となった。
リバプールは開始からわずか約15秒でMFナビ・ケイタのゴールで先制。23分にはFWサディオ・マネ、前半アディショナルタイムにはFWモハメド・サラーが追加点を奪った。マネとサラーは後半にもそれぞれ1点を加え、3人で合計5点を挙げた。
この日の得点者はギニア代表のケイタ、セネガル代表のマネ、エジプト代表のサラーと全てアフリカ出身選手。国際サッカー連盟(FIFA)の公式ツイートなどによれば、1チームに所属するアフリカ国籍の選手が計5点を記録したのはプレミアリーグで初めてだった。
サラーはこの日の2点で今季合計21点とし、得点ランク単独首位に浮上。マネもキャリア初の20得点を達成し、単独2位に浮上している。プレミアリーグで同一クラブの2選手が20得点以上を挙げたのは、2013/14シーズンのリバプールのルイス・スアレスとダニエル・スタリッジ以来5年ぶりのことだ。
英『BBC』によれば、サラーはリバプールでプレミアリーグ3人目となる2年連続20得点を達成。過去にはロビー・ファウラー氏とスアレスのみが達成していた。また、サラーはこの試合がリバプールでの公式戦出場100試合目であり、100試合時点での通算69得点はクラブ歴代最多記録となった。
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