なでしこジャパンの佐々木繭【写真:Getty Images】
なでしこリーグ1部第5節の全5試合が27日に各地で行われた。平成最後の開催となった今節、“平成ラストゴール”を記録したのは浦和レッズレディースのDF佐々木繭だった。
27日には今節の5試合全てが13時からのキックオフで開催。全10ゴールが記録された中で、最も遅い時間に決まったのは、浦和がマイナビベガルタ仙台レディースにアウェイで2-0の勝利を収めた試合の2点目だった。
佐々木は1点リードで迎えた90分、味方のシュートがGKに阻まれたこぼれ球に反応して押し込んだ。前節まで首位に立っていた日テレ・ベレーザが敗れたことで、浦和はこの勝利により首位浮上を果たしている。
なでしこジャパンでのプレー経験もある26歳の佐々木は、仙台で5年間プレーしたあと昨季から浦和へ移籍。古巣相手の平成ラストゴールが移籍後初得点となった。
なでしこリーグ1部の次節は令和への改元後となる5月2日に開催。なでしこリーグ2部やチャレンジリーグ(3部)では28日にも計5試合の開催が予定されているため、日本の女子サッカーの平成ラストゴールはその中で記録されることになりそうだ。
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