ベストイレブン、個人賞
MVPを受賞したアレックス【写真:Getty Images】
ベストイレブン
GK:真田雅則(清水エスパルス)
DF:中澤佑二(ヴェルディ川崎)
DF:斉藤俊秀(清水エスパルス)
DF:森岡隆三(清水エスパルス)
MF:中村俊輔(横浜F・マリノス)
MF:アレックス(清水エスパルス)
MF:伊東輝悦(清水エスパルス)
MF:澤登正朗(清水エスパルス)
MF:福西崇史(ジュビロ磐田)
FW:ドラガン・ストイコビッチ(名古屋グランパスエイト)
FW:黄善洪(セレッソ大阪)
ピクシーことドラガン・ストイコビッチが3度目の選出を果たす一方で、他の10名は全員初めてのベストイレブンとなった。最多は清水からの6名で、2ndステージでの活躍が光った。年間王者の磐田からは常連組ではなく福西崇史が名を連ねている。また、この年から横浜マリノスの10番を背負った中村俊輔も初選出された。
個人賞
最優秀選手賞:アレックス(清水エスパルス)
得点王:黄善洪(セレッソ大阪)
新人王:中澤佑二(ヴェルディ川崎)
最優秀監督賞:スティーブ・ペリマン(清水エスパルス)
優勝監督賞:桑原隆(ジュビロ磐田)
優秀主審賞:レスリー・モットラム
優秀副審賞:山口森久
功労選手賞:柱谷哲二
チャンピオンシップでは悔しい思いもしたアレックスだが、年間での活躍が認められMVPに選ばれた。16歳でブラジルから明徳義塾高校に入学し、清水では切れ味鋭いドリブルで存在感を放ってきた。
新人王に輝いた中澤佑二は、ヴェルディの練習生という立場から一気にスターダムを駆け上がった。ハングリー精神と不断の努力で価値を高めている。この年は「雑草魂」という言葉が流行語大賞となったが、中澤もそうしたスピリットを持って成長した選手だ。