ブライアン・ヒル【写真:Getty Images】
リーガエスパニョーラ第34節、セビージャ対ラージョ・バジェカーノ戦が現地時間25日に行われ、ホームのセビージャが5-0で勝利を収めた。セビージャのFWブライアン・ヒルはこの試合で、リーガにおける“21世紀生まれ初ゴール”を達成している。
ヒルはチームが4点をリードした75分から交代出場。86分に左からのクロスを右サイドのパブロ・サラビアが折り返すと、ゴールエリア手前で受けたヒルは巧みな切り返しでDFをかわして左足でチームの5点目となるゴールを蹴り込んだ。
1月のアトレティコ・マドリー戦でトップチームデビューを飾ったヒルはこれまで7試合に交代出場しており、8試合目の出場で初ゴール。2001年2月11日生まれの18歳による得点は、リーガで初めて21世紀生まれの選手により記録された得点となった。
欧州5大リーグで初めてゴールを決めた21世紀生まれの選手は、16歳だった2017年5月にジェノアで初得点を挙げたFWピエトロ・ペッレグリ。その後移籍したモナコでも昨年8月に初ゴールを挙げ、イタリアとフランスの2ヶ国で21世紀生まれ初ゴールを記録した選手となった。
ヒルはペッレグリと、今年1月にモナコで初ゴールを決めたDFブノワ・バディアシルに続いて欧州5大リーグで3人目となる今世紀生まれの得点者。プレミアリーグやブンデスリーガではまだ2001年以降生まれの選手による得点はない。
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