アレクサンダー・ニューベル【写真:Getty Images】
シャルケに所属する22歳のドイツ人GKアレクサンダー・ニューベル獲得に向けてバイエルン・ミュンヘンが動いているようだ。バイエルンのウリ・ヘーネス会長が示唆したと、25日に独紙『ビルト』が報じている。
同紙によると、33歳のドイツ代表GKマヌエル・ノイアーに代わる逸材として、バイエルンがニューベル獲得を目指しているという。ヘーネス会長は「それはスポーツ・ディレクターが決めること。私はその責任を負っていない」と明言を避けながらも「2500万ユーロ(約31億円)以下の投資になるだろう」と、獲得を示唆している。
2015年からシャルケに所属するニューベルは今季公式戦18試合に出場。シーズン序盤はGKラルフ・フェーマンが正守護神を務めていたが、最近はニューベルの出番が増えている。同紙はニューベルに関して「ドイツ最大のゴールキーパーの才能」とし、将来的にドイツを背負う可能性のある若手有望株であると伝えている。
ただ、シャルケとの契約は2020年6月までしか残っていない。今夏か来年冬の移籍市場で売却しないと、シャルケは移籍金を獲得出来ないことになる。契約を更新すれば期間はのびるが、バイエルンから興味を示されているためニューベルが契約延長に応じない可能性もある。過去にも、世界最高GKと称賛されたノイアーをバイエルンに売ったことあるが、またもバイエルンに有望株を売却することになるのだろうか。
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