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鹿島、邦本宜裕の一発に沈む。18歳高卒ルーキー関川郁万がACLで公式戦デビュー

text by 編集部 photo by Getty Images

鹿島アントラーズと慶南FC
鹿島アントラーズと慶南FC【写真:Getty Images】

【鹿島アントラーズ 0-1 慶南FC ACL グループE 第4節】

 AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)のグループE第3節が9日に行われ、前回王者の鹿島アントラーズがホームでMF邦本宜裕が所属する韓国の慶南FCと対戦し、0-1で敗戦した。

 グループ首位の鹿島は前節の慶南FC戦でDF町田浩樹が累積2枚目のイエローカードとDF犬飼智也が退場処分で出場停止。さらにDFブエノとDFチョン・スンヒョンが負傷の為、高卒ルーキーのDF関川郁万がセンターバックに入り、公式戦デビューを飾った。関川とコンビを組むのはボランチが本職のMF三竿健斗。対する慶南FCは東京五輪世代の21歳MF邦本宜裕が先発に名を連ねた。

 序盤は慶南FCがゆっくりとボールを回すが、無理にプレスをかけずに慶南FCに対して構えるホームの鹿島。だが、鹿島は中々ボールが繋がらず、攻めあぐねてしまう。前半は0-0のスコアレスで折り返す。

 後半開始直後は鹿島がボールを回し、攻撃のチャンスを伺う。だが63分、右サイドからジョーダンが左足で山なりのクロスを供給。すると、ファーサイドに走り込んできた邦本が合わせ、慶南FCが先制に成功した。

 1点の欲しい鹿島は63分にMF白崎凌兵に代え、MF安部裕葵を投入。続く72分にはMF遠藤康に代え、FW山口一真を投入した。だが、鹿島は最後まで同点ゴールを奪うことができず、0-1で慶南FCに敗戦した。
 
 敗れた鹿島は勝ち点7のままで暫定首位。勝利した慶南FCは勝ち点を5に伸ばしたが順位は3位のままとなった。この結果、鹿島は2位山東魯能が4位ジョホール・ダルル・タクジムに勝利すると、2位転落となってしまう。

【得点者】
63分 0-1 邦本宜裕(慶南FC)

【了】

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