ボルシア・ドルトムントのジェイドン・サンチョ【写真:Getty Images】
レアル・マドリーは今夏の移籍市場でどの若手選手を獲得する事が出来るのだろうか。
マドリーは当初、パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するFWキリアン・エムバペの獲得を第一に考えていたが、現地時間21日に行われたモナコ戦後、仏メディア『Canal+』で「来季もここに残る」とエムバペ自ら残留宣言をした事で可能性は消滅した。
それを受け23日付けのスペイン紙『ドン・バロン』はマドリーの獲得候補選手としてサディオ・マネ(リバプール)、モハメド・サラー(リバプール)、パウロ・ディバラ(ユベントス)、ジョアン・フェリックス(ベンフィカ)といった名前を挙げている。そんな中で特に同紙が注目しているのはボルシア・ドルトムントに所属するジェイドン・サンチョである。
19歳のサンチョは今季リーグ戦30試合で11ゴール16アシストと大ブレイクを果たした。そんなブンデスリーガ屈指のドリブラーに対しマドリーのジネディーヌ・ジダン監督も高評価しているようだ。
既にドルトムントのミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)は来季にサンチョを売却する意思がない事を明らかにしている。しかし同紙によると、移籍金1億6000万ユーロ(約200億円)を支払う事の出来るクラブが現れればドルトムントも放出を検討する可能性がある事を伝えている。
今季はチャンピオンズリーグ(CL)ではベスト16でアヤックスに敗れ、リーグでは首位のバルセロナと勝ち点差「16」離され3位と苦しいシーズンを送っているマドリー。果たして名前が挙がっているプレーヤーのなかで来季マドリーのユニフォームを着てプレーする選手はいるのだろうか。
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